11月に入り、ピークを避ける旅行の最適シーズンが今年もやって来た。全国の多くの観光地では、続々と入場料のオフシーズン割引が実施され、この中には、下落幅が5割を上回る有名観光地も少なくない。人民網が伝えた。
一部観光地の値下げ幅は5割以上 黄龍のオフシーズン入場料は僅か60元
冬季に観光地を訪れると、どれくらいの節約になるのだろうか?統計してみたところ、多くの有名観光地における11月の入場料はいずれも大幅に割引きされており、値下げ幅が最も大きいところでは、オンシーズン料金より5割以上安くなる。新疆維吾爾(ウイグル)自治区喀納斯(カナス)・禾木・白哈巴観光区セット券の場合、オンシーズン料金は230元(1元は約15.5円)だが、オフシーズンは100元と、値下げ幅は57%。北京故宮は、オンシーズン料金が60元、オフシーズンは40元、値下げ幅33%。蘇州虎丘の入場料は、オンシーズンが80元に対し、オフシーズンが60元。蘇州拙政園は、オンシーズン90元、オフシーズン70元と、いずれも20%以上値下げされている。
12月以降、オフシーズン料金が適用される観光地も多い。例えば、敦煌莫高窟の入場料は、オンシーズンの238元から140元に下がり、黄龍風景区はオンシーズンの170元から60元に下がる。
優遇策を講じて観光客誘致を目指す各地
オフシーズンの観光地では、閉園時間に注意
西蔵(チベット)に対して長年憧れを抱いていたという楊氏は、「ポタラ宮の入場料だけでも、家族全員で行くと、数百元の節約になる。オフシーズンに旅行をすれば、旅行コストを引き下げることができるだけではなく、人混みを避けることもできて、より良い旅行体験を味わえる」と話した。