スマート分別回収装置、30秒以内に投入完了

人民網日本語版 2020年01月07日13:10

江西省南昌市青山湖ハイテク産業パーク丹石コミュニティの住民である万輝鵬さんは早朝、スマート分別回収装置の前で顔認証を行い、対応する窓口にペットボトルを3本投入し、ディスプレイには「投入成功、0.12元」と表示された。この全過程に30秒もかからなかった。万さんが携帯電話のアプリを立ち上げると、エコポイントが累計100ポイント以上になっていると表示され、現金化を申請すると、しばらくすると口座に振り込まれた。新華社が伝えた。

顔認証、ビッグデータモニタリング、投入ミスの表示、ゴミの現金化―スマート技術がゴミ分別を後押しし、同コミュニティで異なる効果をもたらしている。

同コミュニティ党支部書記の陳麗氏は、「コミュニティでは以前も分別回収ゴミ箱が設置されていたが、ゴミ分別が徹底できなかった。ゴミ分別は長い間コミュニティ内の約1600世帯の住民に突きつけられた難題だった」と話した。

同産業パークは昨年9月より、エリア内のコミュニティでスマート分別回収装置を試験的に導入した。

筆者が同コミュニティを訪れたところ、スマート分別回収装置はペットボトル、布類、紙類、有害ゴミの4種類に分かれていた。それぞれ投入口と箱があり、上に画像と文字で各種ゴミの特徴が記されており、装置の両側には、投入ミスをチェックするビデオカメラが設置されていた。

よく子供を連れてゴミを捨てに来るという頼琴菊さんの子供2人は顔認証、スマートインタラクティブに興味を持っている。頼さんは「スマート分別回収装置が設置されてから、私は子供たちにゴミの投入に注意するよう教えている。彼らも意欲的だ」と述べた。

スマート分別回収装置は現在、南昌市の70のコミュニティ、15万世帯の人に使われており、自然資源を290トン以上節約している。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年1月7日

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