スマートバッテリー搭載の中国新型バスが欧州で公開

人民網日本語版 2019年10月22日11:08

ベルギーの「Bus World 2019」でこのほど、中国のスマートバッテリーを搭載した次世代「ニューバス2.0」が世界初公開された。この合理的に最適化された新型バスは400キロもの軽量化を実現し、100キロあたりの電力消費量を0.8-1kWh削減することができる。科技日報が伝えた。

「ニューバス2.0」が搭載するバッテリー管理システムは3回の更新・アップグレードにより、10%の軽量化を実現した。新エネ車の燃費性能を20-30%改善し、バッテリーシステムの耐用期間を8-10%延長する。またバッテリー熱管理技術により、バッテリーは氷点下30度の酷寒から50度の酷暑に柔軟に適応できる。スマート管理技術はリアルタイムでバッテリーの状態をモニタリングする。また自己学習能力を持ち、バッテリーの過度の充電・放電を効果的に予防できる。スマートセキュリティの面について、「ニューバス2.0」はネット接続、スマート、ビッグデータの機能を日常の走行に導入している。これにより車両は運転早期警戒、アクセル踏み間違い防止、横滑り防止などの「自己保護」能力を持つようになった。乗客の座席とバッテリールーム及び電気機器ルームの間は隔絶されており、火災の広がりと高温、有毒ガスの蔓延を効果的に遮断することができる。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年10月22日

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