視覚認識が暮らしをよりスマートに

人民網日本語版 2019年11月18日14:53

「両親の物忘れがひどく、外出する際に鍵を持ち忘れ、中に入れなくなることが度々あった。今は顔認証でドアの鍵が開けられるようになった」と話す北京市通州区の王さんは、最近家の鍵を顔認証モジュールを搭載したスマートキーに変更し、長年の悩みを解消した。人民日報が伝えた。

視覚認識技術は、人の顔の他に車や商品も識別できる。人工知能(AI)の重要応用分野として、同技術は今後の視覚認識の精度の向上と応用環境の整備に伴い、人々によりスマートで安全な体験をもたらすとみられている。

北京大学情報科学技術学院の研究チームは先ごろ、車のナンバーをスキャンしなくても車両を識別できる新技術を開発した。同技術は車の外観的な特徴(輪郭、ぶつかった際にできる損傷や塗装表面の傷など)を記録・分析し、そこから車の型式と登録情報を検索する。

AI技術は自動的に物品を識別することもできる。例えばスマートカメラを内蔵した冷蔵庫は、各種野菜・果物・飲料などの物体を自動的に認識し、品質保持期限を表示し、庫内の数を管理する。他にも、無人スーパーと無人棚は小売りの無人化を実現し、商品流通及び販売のモデルを革新することが期待されている。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年11月18日

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