北京大学と清華大学が一部の相互開放科目を設置 履修単位互換制度をスタート

人民網日本語版 2020年01月15日11:31

清華大学と北京大学は13日、「両校の教務部門は、一部の相互開放科目を設置し、履修単位互換制度を開始することで合意に達した」との通告を発表した。中国青年報が伝えた。

統計によると、北京大学は主に人文・社会科学系27科目を、清華大学は主に理工系12科目を、それぞれ開放する。

北京大学教務部が発表した「清華大学が本校学部生に開放する優良科目の選択に関する通知」によると、清華大学は2020年春学期、質の高い12科目(15クラス定員170人)を開放する予定。この12科目には、「工業システム概論」や「製造工程実習」、「AI技術」、「バイオ医学電子学」「システム・計算論的神経科学」など清華大学でも知名度の高い科目が含まれている。

清華大学教務処と履修登録センターが発表した「北京大学が本校学部生に開放する一部の教養・専門必修科目の選択に関する通知」では、北京大学は2020年春学期、学部生向け教養・専門必修科目27科目を定員枠付きで清華大学学部生に開放することが明記されている。27科目のリストによると、北京大学は、「漢書序論」、「理想郷」、「発展心理学」、「論理学序論」、「中国歴史・地理」、「西洋美術史」など、主に人文・社会科学系の科目を開放する。(編集KM)

「人民網日本語版」2020年1月15日

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