中国聯通、全国で5G+サーマルイメージ体温測定ソリューションを提供

人民網日本語版 2020年02月05日15:42

春節後の工場の再稼働や学校の始業に伴い、各地は大規模な人的流動を迎える。流動人口の迅速で効果的な体温検査を行うため、中国聯通(チャイナ・ユニコム)は5G+サーマルイメージ体温測定情報化プラットフォームを構築した。同プラットフォームは生体認証技術、サーマルイメージ体温測定技術、動画スマート分析及び5Gなどの技術的手段を結び付け、「高精度、高効率、低コスト、柔軟な設置、安全で高い信頼性」などの各方面をめぐり、効果的な予防、迅速な抑制という建設目標を実現。企業、学校、ビジナスなど各シーンの安全運営を保障する。新華網が伝えた。

福建聯通が提供するサーマルイメージ体温測定サービス情報化プラットフォームが2日、福州駅で稼働開始した。同プラットフォームはサーモグラフィー(非接触式)により人体の表面温度を初期段階の測定を行い、体温に異常のある個人を特定すると、さらに専門的な体温測定を行う。駅員によると、同プラットフォームの稼働開始後、乗客の体温検査と通行の効率が10倍以上にアップした。また監視カメラにより体温に異常のある人を特定し念入りに検査することで、早期警戒・経過中処理・事後遡及の作業効率を高め、新型コロナウイルス感染対策により多くの利便性をもたらした。

広東省東莞市政府関連当局の感染症対策強化に合わせるため、東莞聯通は政府庁舎出入口にサーマルイメージ体温測定サービス情報化プラットフォームを設置した。同プラットフォームはサーモグラフィー赤外線技術+自動通報などの技術により、人の体温測定及びモニタリングをスピーディに実現する。体温に異常のある個人を特定すると、政府と企業に向け肺炎対策の最初の防衛ラインを引く。東莞聯通サーマルイメージプロジェクトは、政府を出入りする人々の防疫活動の圧力を和らげ、感染症対策に貢献する。第1弾の2セットは8日に設置が完了し、その後の48セットが公安、消防、税務、都市管理などの機関で用いられる。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年2月5日

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