新型肺炎感染拡大の中国に日本企業がしてきたことは? (2)

人民網日本語版 2020年02月18日09:33

2004年のインドネシアの津波、2008年の四川大地震の際も、日本各界はたくさんの援助を行った。日本の救援隊のプロフェッショナルな精神、遺体に黙とうを捧げる一幕など、その災害発生後の救援活動に、中国の多くの人々が深く感動した。過去約40年間にわたり、筆者はその多くの時間を日本で仕事をしてきたため、1995年の阪神大震災、2004年の新潟地震を経験し、2011年の東日本大震災やそれに伴って発生した原子力発電所事故を取材し、インフルエンザ、季節性疾患などが日本の人々を困惑させる様子を何度も目にしてきた。日本の人々は自然災害、病気に勇敢に立ち向かい、一定の経験と教訓を積み上げてきた。そして、他の民族、国家が災害、病気などに直面している時には、同情心を示し、すぐに救援の手を差し伸べて来た。

中国の新型コロナウイルスとの闘いにおける日本政府、企業、個人のサポート、援助は、中国がまさに必要としている方法で行われていると、筆者は感じている。また、多くの中国人を感動させる救援が行われているのは、その背後で約100万人の華人、10数万人の中国人留学生、日本で仕事をしている多くの中国人がリアルタイムで、正確に日本社会に中国は今何を必要としているかを伝えているというのも大きな原因の一つだといえる。中国人留学生がマスクを集め、中国企業の在日機関、中国関連の日本の団体が物資を調達し、日本の民間団体も街のあちらこちらで義援金や物資の寄付を募っている。

中日関係は近年、紆余曲折を経験したものの、ここ数年は回復に向かっている。コロナウイルス感染拡大に関して、日本の英字新聞「ジャパンタイムズ」のサイトは最近、「どの国も独り善がりになることはできない」と伝えた。中国がウイルスとの闘いに勝利した時、積極的に中国を支援している各国の政治家、企業家、国民なども共にそれを喜ぶことができるだろう。その時、日本は最も美しい笑顔を見せる国の一つになるに違いない。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年2月18日

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