日本人監督・竹内亮氏の「南京の新型コロナ対策」動画が日本でも反響 (2)

人民網日本語版 2020年03月10日08:29

監督「日本の人々に感染状況を重視してほしい」

現地時間5日午前9時の時点で、日本国内の累計感染者数は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗客・乗務員706人も含めて1036人まで増加した。日本メディアは、「新型肺炎の蔓延は日本の人々の生活と経済情勢に多くの面で影響を与えている」としている。

ショートフィルム撮影の動機について竹内氏は、「現在、日本政府の対応措置は不十分であるため、感染状況が深刻化し、感染者が日増しに増えている。新型コロナウイルス感染拡大に対して、大多数の日本人は個人としての防護措置ができていない。日本の街頭で取材した際、多くの若者は感染拡大の深刻さに対する認識が足らず、マスクをしていなかった。一部の日本人は、若くて免疫力が高ければ感染しても平気だと考えていた」と語った。

竹内氏は、「このショートフィルムは、日本の人々が中国の感染防止対策を知るようになり、日本の予防・抑制の参考になればと思って撮影した。日本の人々が感染状況を重視し、個人としてできる防護策を強化してほしい」と述べた。

「現在、中国の感染状況は日を追うごとに安定してきており、そのため多くの日本人が新型肺炎の問題は深刻ではないと思うようになっている。しかし彼らは、感染拡大が抑制されてきたのは中国の政府と国民が根気よく共に努力してきたからだということを知らない」。

竹内氏は、「中国が打ち出した感染拡大防止の措置に、中国政府が感染拡大に打ち勝つという決意を感じた。ショートフィルムの日本での反響がこれほど大きく、ますます多くの日本人が感染拡大の深刻さを理解するようになり、中国人のやり方を学んで、自身の防護措置を強化するようになるとは思いもよらなかった」と語っている。(編集AK)

「人民網日本語版」2020年3月10日

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