3月7日、内蒙古(内モンゴル)自治区呼和浩特(フフホト)市の昭君博物院の解説員が、5Gを利用した文化観光のライブ配信を行う様子。(撮影・丁根厚。写真提供は人民図片)
新型コロナウイルスによる肺炎への対策が行われている間、全国各地の遠く離れた場所にいる名医や専門家が5G技術を通じて遠隔診療や患者のモニタリングを行った。大勢の学生やサラリーマンがオンラインプラットフォームを通じて授業を受け学習し、企業活動や生産活動を再開した。より迅速、より快適、より便利な5G技術は中国人の暮らしを変えつつあり、世界の消費モデルと生産モデルも変えつつある。
北京出身の女性・張水涵さんはデジタル製品の愛好者で、今年3月初め、オンラインショッピングで華為(ファーウェイ)の5G対応の最新機種を発売後すぐに購入した。張さんは、「未来は5Gの世界になる。早く買って早く恩恵を被るのが私の消費理念。今は5Gのカバー率がそれほど高くないが、未来は5Gスマートフォンが主流になると確信する」と話した。
工業・情報化部(省)のまとめたデータによると、2019年末までに中国では5G基地局が13万基以上設置され、20年1月には中国国内の携帯電話の市場出荷量が2081万3千台に達し、このうち5Gスマホは546万5千台で25%以上を占めた。国産5G携帯チップは商用化され、多くの分野で5Gの応用が積極的な成果を上げた。
中国移動はすでに5Gモバイル・ネットワーク主要設備の第2期調達を始めており、5G基地局は8万基以上を擁し、5G向け料金プランの利用者数は1千万人を超える。感染症の影響はあるものの、今年の目標の「5G基地局30万基設置、5Gネットワークが全国の地級市(省と県の中間にある行政単位)以上をカバー」に変更はない。
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