「金のおばさん」VS「マオタイ酒のおじさん」、軍配はどちらに? (3)

人民網日本語版 2020年04月21日11:08

ある程度比較の対象になる

世界で流動性が大幅に緩和される中、「中国のおばさん」と「マオタイおじさん」の草の根投資の伝説が市場にヒントを与える。それと同時に、アナリストの中には、「金と酒類の価格のたどるロジックは異なるが、消費、投資という属性から考えると、ある程度比較の対象になる。第1に、両者はともに中国で特殊な意味をもつ消費財であり、中国人は特別な感情を抱く。金は富の象徴であり、マオタイ酒は酒の王者だ。第2に、どちらも生産能力に天井がある。第3に、両者とも価格決定では市場化が進んでいる」との見方を示す人もいる。

しかし別のアナリストは価格の動きを踏まえて、「第1に、金価格は変動が大きく、マオタイ酒の市場価格は上昇を続け、2012年だけでもかなり大きな調整の波が来た。第2に、マオタイ酒の価格上昇幅は金を上回る。金は1990年の1オンス430ドルから現在までで累計294%値上がりしたのに対し、マオタイ酒は200元から2700元になり、10数倍も値上がりした」と指摘した。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年4月21日

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