コロナで健康意識が向上、8割の人が朝食を重視するように (2)

人民網日本語版 2020年05月07日16:51

では、規則的に朝食を摂ることを妨げる要因は何だろうか?65.9%の調査対象者が「夜更かしで生活リズムが不規則になるから」とし、60.1%の調査対象者が「朝寝坊して、よく食べそびれてしまうから」だとした。

65.4%が「栄養豊富で規則的な朝食で、毎日を元気に過ごせる」ことを意識

張橙さんは、「以前は全く朝食を重視していなかった。食べても食べなくてもいいという感じで、一食省けばダイエットになるとすら思っていた。実際には、朝食を食べないと体重がかえって増えていた。反対に、このところ規則的に朝食を食べるようになってからは、運動量がそれほど多くなくても明らかに痩せた。新陳代謝がよくなり、毎日清々しい気分だ」と話す。

栄養豊富で規則的な朝食には、どんなメリットがあるのだろうか?65.4%の調査対象者は「毎日を元気に過ごせる」と感じ、64.0%は「身体の抵抗力を増強できる」と回答した。その他のメリットには、「仕事や勉強の効率が上がる」(56.5%)、「楽しい気持ちでいられる」(56.1%)、「新陳代謝を刺激できる」(44.2%)などがあった。

劉暢さんは、しっかり朝食を食べるようになってから、生活態度にも変化があったという。「丁寧な暮らしをするようになった。洗練された生活は健康的で栄養豊富な朝食から始まる」と劉さんは話す。

感染拡大期間に朝食を重視するようになって良かった点について、72.3%の調査対象者が「健康的な食習慣が身に着いた」と回答。また60.0%が「抵抗力がアップした」、48.0%が「栄養バランスを考えるようになった」、40.8%が「朝の時間をより活用するようになった」と回答した。

調査対象者の内訳では、家族と同居している人が86.5%を占め、1人暮らしは9.3%、ルームシェアが4.2%だった。男女比では、男性が42.6%、女性が57.4%。年齢別では、「00後」が10.2%、「90後(1990年代生まれ)」が36.3%、「80後(1980年代生まれ)」が39.2%、「70後(1970年代生まれ)」が10.9%、「60後」が3.1%となっている。(編集AK)

「人民網日本語版」2020年5月7日

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