コロナで健康意識が向上、8割の人が朝食を重視するように

人民網日本語版 2020年05月07日16:51

今回の新型コロナウイルス感染拡大で、多くの人が健康的な生活スタイルの重要性を意識するようになった。その重要な表れが朝食を重視するようになった点だ。多くのネットユーザーが、感染拡大前より、規則正しい朝食や栄養バランスを重視するようになったという。中国青年報が伝えた。

先週、中国青年報社社会調査センターと問巻網(wenjuan.com)が2607人に対して行った合同調査結果によると、感染拡大期間に、86.7%の調査対象者がこれまでより朝食の栄養や健康に注意するようになり、現在毎日決まった時間に朝食を食べている調査対象者は55.8%だった。

男性は女性より朝食を重視、「00後」の重視度が最低

北京のある私営企業に勤める張橙さん(仮名)は、「以前は朝食を食べる習慣がなかった。このところは感染防止のために自宅で過ごすようになり、家族から朝食を重視し、身体の抵抗力をつけるように強く言われた。今では目覚まし時計をかけ、毎朝決まった時間に起床し、8時には時間通りに朝食を食べている」と話す。

調査結果によると、調査対象者のうち「最近毎日決まった時間に朝食を食べている」人が55.8%、「毎日朝食を食べているが、時間は不規則」という人が33.6%、「朝食を食べることもあれば食べないこともある」人が8.8%、「ほぼ朝食を食べない」人が1.8%だった。また86.7%の調査対象者が感染拡大前よりも朝食の栄養と健康を重視するようになっていた。

さらに分析したところ、男性(90.5%)は女性(83.8%)より朝食を重視していた。また年齢が高いほど朝食を重視しており、朝食を重視している「60後(1960年代生まれ)」は91.3%に達したが、「00後(2000年代生まれ)」で朝食を重視している人の割合は73.4%と、最も低かった。

北京のある事業機関に勤める劉暢さんは、「感染拡大期間はテレワークをしていたので、遅刻する心配がなかった。最初のころはよく夜更かししていた」と正直に明かす。劉さんは、「起きた時にはもう朝食を食べないといけない時間を過ぎていることもあった。それから作り始めても仕事に影響するので、朝食は簡単に済ませるか、いっそのこともう食べない」という。

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