中国はどのように世界の感染症対策を支援してきたか (2)

人民網日本語版 2020年05月15日09:13

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ウイルスとの闘いは急を要し、少しの遅れも許されない。中国の大型輸送機「運-20」は今年2月に武漢の支援に赴いた後、先ごろ初めて海外へ向かい、パキスタンに緊急防疫物資を送り届けた。このような行動の土台には、中国が防疫物資の調達ルートの流れをスムーズにするために全力で行っているさまざまな努力がある。最近、中国政府は航空会社の「旅客輸送から貨物輸送への転換」の奨励、国際定期貨物列車「中欧班列」の輸送密度の増加、国際高速船輸送ルートの開通などを通じて、防疫物資の「補給ルート」を絶えず開拓してきた。多くの都市が防疫物資輸出が円滑に行えるルートを開通し、貨物がスピーディに到着、報告、検査、通過できるようにし、通関の「待ち時間ゼロ」を実現した。世界の感染症対策にとって重要なタイミングに、中国が製造した防疫物資は毎日最速のペースでそれらをすぐにも必要とする国・地域に輸送された。現在、中国の防疫物資は194ヶ国・地域に輸出され、国際社会と共同での感染症との闘いを支援し、確かな力強い保障となっている。

命は何よりも大切であり、少しでもおろそかにしてはならない。中国は製品の品質をしっかり管理し、標準を一層高くし、チェックをさらに厳しくした。問題を調査した結果、以前西側の一部の人々が「中国の防疫物資の品質に問題がある」と騒いでいたのは、多くの場合、中国と外国で標準が異なるためや、使い方の習慣に違いがあるためであり、なかには使い方が適切でなかったためというケースもあったことが分かった。それでも、中国の商務部(省)、税関総署、国家市場監督管理総局、国家薬品監督管理局などの当局は命に対して非常に責任感のある態度を示し、1ヶ月間に2回続けて政策を打ち出し、生産、流通、輸出などの重点段階において、医療用防疫物資と一般用防疫物資の品質監督管理を強化し、高い品質の中国製品によってより安全に、より効果的に各国国民へ支援を提供できるようにした。

世界の感染症対策は、科学研究の攻略戦でもあり、また物資保障の闘いでもある。この闘いの中で、メイド・イン・チャイナは戦時のような態勢と効率で、世界の防疫設備を向上させ、救急救命のための備蓄を充実させ、人類が深刻な感染症との闘いに打ち勝つために、昼も夜もなく、全力を尽くしている。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年5月15日

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