5G、スーパーアプリ……ニューメディア発展の10大トレンド (2)

人民網日本語版 2020年07月23日10:51

同時に同報告書は、ライブ配信やショート動画などの分野でのネット監督管理が急速に前進し、絶えず厳格化され、こうした分野はこれから公共の価値や社会的価値を持続的に発揮すると強調した。

また同報告書はスーパーアプリにも言及した。感染症の流行中に、生鮮食品を扱うEC、テレワーク、非接触型サービスなど新デジタル化サービスモデルがユーザーの間で新たな利用習慣を形成すると同時に、生活サービスのデジタル化モデル転換を加速させ、プラットフォーム経済を急速に発展させた。中国のネット大手が次々に新たなサーキット場に足を踏み入れ、スーパーアプリの機能を強化し、新技術がネット応用の境界を絶えず外へと広げている。

デジタル音楽市場が発展の新たな契機を迎えた

同報告書によると、現在、「耳経済」が市場の発展の活力をかき立てているという。

調査会社の易観(Analysys)がまとめたデータでは、19年の音楽市場の規模は87億7200万元(約1343億6600万円)に達し、前年比56.5%増加した。同じく調査会社のIDCが発表したデータでは、19年の中国スマートスピーカー市場の出荷量は4589万台に上り、同109.7%増加した。

スマートホームと関連製品の発展や5Gなどの新技術の推進により、スマート音声互換システムが実用化され、音楽コンテンツの利用シーンが急速に広がり、中国のデジタル音楽市場は発展の新たな契機を迎えた。

メディアコンバージェンスの分野について、同報告書は、新型コロナウイルスの流行中には人々の旺盛な情報ニーズと情報過剰の現状によって、人々がミニ発信、メディアコンバージェンス、コンバージェンスメディアの価値志向について考えるようになった。

ミニ発信、モバイル発信が主流の情報発信方式になるにつれ、メディアコンバージェンスが絶えず深まり、新しい発信技術がバージョンアップを繰り返し、ニュースを伝達する仕事の価値の本質の問題に注目が集まった。ニューメディアの仕事では出発点と着地点を人々の関心の上に置かなければならない。そのため建設的なニュースが未来のメディア業務発展の重点になるとみられる。

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