中国のハイブリッドニンジン、国際的な先進水準に

人民網日本語版 2020年10月15日14:52

内蒙古(うちモンゴル)自治区科学技術庁が12日に明らかにしたところによると、7年の実験と開発を経て、中国が完全に独自の知的財産権を持つハイブリッドニンジンの種子の試験栽培が烏蘭察布(ウランチャブ)市で成功し、そして国際的な先進水準に達した。中国新聞網が伝えた。

番号が「中誉1749」の生で食べられるニンジンが、ウランチャブ市察哈爾(チャハル)右翼中旗の広い範囲でモデル栽培された。番号が「中誉1870」「紫誉212」の果物ニンジンは、ウランチャブ市冷涼野菜院士活動ステーションで試験栽培に成功した。

ニンジンはウランチャブ市の主な冷涼野菜の品種の一つで、同市での栽培面積は10万ムーにのぼる。ニンジンの種子は長期的に、主に日本、フランス、韓国から輸入されてきた。コストが高いだけでなく、栽培にも厳しい条件がつく。

中国農業科学院野菜花卉研究所が先頭に立ち、2013年に同ステーションでニンジン国産化新品種の栽培・モデル活動を展開してきた。

中国農業科学院野菜花卉研究所の博士で、プロジェクト責任者の荘飛雲氏は「実験田でのテストと比較対照により、中国独自のハイブリッドニンジンの各種指標がいずれも、日本や韓国に対して競争力を持つことが分かった」と述べた。

同ステーションの責任者の関慧明研究員は「我々のニンジンは成長にかかる期間が短く、早熟性が高く、高品質で、短期間の栽培で販売できる。水・肥料節約の目的を達成できる」と説明した。

チャハル右翼中旗鉄沙盖鎮黄羊城村の栽培業者の張小平さんは今年、270ムーの「中誉1749」モデル田で栽培を行った。張さんは「1ムー(約6.7アール)あたりの栽培にかかる費用が200元節約でき、見た目も美しく、味も以前よりずっと甘くなった。今年は栽培1年目で、1ムーあたりの純収入は2000元(1元は約15.7円)に達する」と嬉しそうに話した。

内モンゴル自治区科学技術庁の公式発表によると、「中誉1749」「中誉1870」の品質と商品性はいずれも国際的水準に達している。最も重要なのは、1ムーあたりの種子の費用が、輸入品の600−800元から200−300元に下がったことだ。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年10月15日

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