華為(ファーウェイ)技術有限公司はこのほど、スマートフォンなどのモバイル端末に対応可能な独自開発の基本ソフト(OS)「鴻蒙(Harmony、ハーモニー)2.0」について、6月9日までにアップデートしたユーザーが1千万を突破したことを明らかにした。ファーウェイは今月2日に「Harmony OS2.0」とこれを搭載したスマートウォッチとタブレットなどの新製品を発表した。また同日より、ユーザーに新OSを勧めるメッセージを送り、「ファーウェイMate40」シリーズ」、「ファーウェイMateX2」などのユーザーに新しい「Harmony OS2.0」を真っ先に試せるとアピールした。
ファーウェイのこれまでの推計では、2021年末に「Harmony OS」を搭載したデバイスは3億台に達し、そのうち自社製品のデバイスが2億台以上、第三者協力パートナー向けに生産した各種デバイスが1億台以上になるという。
「Harmony OS2.0」を真っ先に試したスマートフォンユーザーから、「スムーズさで言えば、アンドロイド(グーグル)をはるかにしのぐ」「エネルギー消費も減った」といった高い評価と賞賛の声が次々に寄せられている。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月10日