中国、2020年の民用航空利用者数が延べ4億人以上に 世界最高水準

人民網日本語版 2021年06月11日14:42

中国民用航空局がこのほど発表した「2020年民用航空業界発展統計公報」によると、同年、業界全体の貨物取扱量が798億5100万トンに達した。輸送飛行時間は876万2200時間で、運行した貨物機は371万900便だった。それぞれ、前年比で61.7%、71.2%、74.7%まで回復した。人民日報が報じた。

旅客輸送を見ると、同年、業界全体で利用者数が延べ4億1777万8200人に達し、前年比で63.3%まで回復し、世界で上位の水準に達した。うち、国内線の利用者数が前年比で69.7%まで回復し、第4四半期(10‐12月)だけを見ると、前年比で95.5%まで回復した。

郵便取扱量を見ると、同年、業界全体で676万6100トンと、前年比で89.8%まで回復した。国内郵便の取扱量は前年比で88.7%、国際郵便は同比92.2%まで回復した。

その他、民用航空サービスの質も向上を続け、中国全土の航空会社の定時運航率は88.52%と、前年比で6.87ポイント上昇した。旅客便の平均遅延時間は9分で、前年比で5分短くなった。民用航空のサービスの質を向上すべく開設されたカスタマーサービス(電話番号12326)の国内航空会社へのクレーム対応率は100%に達している。また、中国全土の233空港や主要な航空会社では、ペーパーレス化が実現し、年間利用者数が1千万人以上の空港では、国内線利用車の自動チェックイン機利用率が70.5%に達している。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年6月11日

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