中国国務院共同対策メカニズムの計画に基づき、上海市は12-17歳の市民を対象にした新型コロナウイルスワクチンの予約接種を段階的に開始する。中央テレビ網が報じた。
今月12日から、上海市はまず15—17歳の市民を対象にしたワクチン接種の予約接種を開始する。
12—14歳の市民の予約接種開始時期は追って発表される。
12-17歳の外国人、香港地区・澳門(マカオ)地区・台湾地区出身者、華人・華僑についても、関連の計画に基づき、適切な時期に接種を始める。
接種に使われるのは、中国医薬集団(シノファーム)中国生物北京生物制品研究所と科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した不活化ワクチンで、2回の接種が必要だ。
ワクチン接種に関する問い合わせは、上海衛生健康ホットライン・12320で受け付けている。
12-17歳の接種は安全?
国務院共同対策メカニズムは記者会見で、シノファームとシノバックが開発した新型コロナウイルスの不活化ワクチンは、3-17歳の児童・青少年を対象に関連の臨床試験が展開され、審査・論証の結果、安全であることが十分に証明されていることを明らかにした。
予約の仕方
アプリ「健康雲」や微信(WeChat)のミニプログラム「健康雲Pro」、オンライン行政サービス「随申弁」のモバイルインターフェース、「上海発布」、「上海疾控」から、「新型コロナウイルスワクチン接種サービス」のページにアクセスし、「未成年者登録」を選択し、保護者が必要事項を記入して予約をすることができる。
スマートフォンがない場合、身分証明書を持って所在地近くの健康ステーションに行って接種コードをプリントアウトし、最寄りの指定接種会場で接種を受けることができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年8月12日