北京市はこのほど、新型コロナウイルス感染症の予防抑制措置のレベルを全面的に引き上げ、「不要なら開催しない」方針を堅持し、8月に市内で行われる大型の会議展示イベントは原則として中止にするよう求めた。新華社が伝えた。
4日に開催された北京新型コロナウイルス感染症予防抑制指導グループ第113回会議では、次のことが強調された。
▽北京市への入り口をしっかりと守り、「人も物も同時に防ぐ」を堅持し、クローズド・ループ型管理と隔離観察措置を厳格に行う。
▽北京首都国際空港、北京大興国際空港、重点旅客輸送ターミナルの予防・抑制レベルを引き上げ、リモートや出入駅での検温・コード確認を強化し、作業員のレベル別・種類別管理を厳格にし、リスクを抱えた人員に対する緊急対応ルートを増やす。
▽北京市の健康管理ミニプログラム「北京健康宝」の機能をレベルアップし、リスクを抱えた人に対して速やかに警告を表示して注意を促し、関連の防疫措置を取るよう求める。
▽公園・景勝地、イベント会場、映画館、図書館など公共の場所では、「人数制限、予約制、時間の分散」などの措置を着実に実行して、大勢の人が一ヶ所に集まらないようにする。
▽早期発見と早期報告を堅持し、重点対象者に対するPCR検査を着実に行い、文化や観光などの窓口機関、交通、医療、衛生などの公共サービス機関の関係者に対するPCR検査を強化する。
▽「不要なら開催しない」方針を堅持し、8月に市内で行われる大型の会議・展示・イベントは原則として中止にする。
▽市外の学生が秋の新年度スタートに学校に戻ることに対して、対応を前倒しで検討し、学校の防疫強化措置を策定する。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年8月5日