世界大学学術ランキング(ARWU)2021が15日に発表された。世界トップレベルの研究型大学1000校のうち、中国大陸部から157校がランキング入りした。重慶市からは重慶大学、西南大学、陸軍軍医大学、重慶医科大学の4校。うち重慶大学は世界トップ300以内に躍進した。重慶大学の順位は2017年の501-600位から2021年の201-300位へと3段階上がり、大きな躍進を遂げた。学術水準、国際的な影響力、競争力が急上昇した。今年5月に発表された世界一流学科ランキング2021のうち、重慶大学の7学科が世界トップ50に入り、大陸部の大学で17位となった。科技日報が伝えた。
世界が公認する4大大学ランキングの一つとしてのARWUは、2003年に初めて発表されてから今年で第19版となる。ARWUの評価体制には、ノーベル賞とフィールズ賞を受賞した卒業生の総人数、ノーベル賞及びフィールズ賞を受賞した教員の総人数、高被引用科学者数、「ネイチャー」と「サイエンス」に掲載された論文数、科学論文引用検索(SCIE)と社会科学論文引用検索(SSCI)収録論文数、教員平均指標の得点が含まれる。すべて国際的に比較可能な客観的指標と第3者データを採用し、国際的な大学ランキングの流れをけん引し、多くの政府機関、メディア、都市、大学、企業などから広く注目され、大量に引用されており、世界で最も影響力ある大学ランキングの一つになっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年8月17日