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国慶節映画「我和我的父輩」、 監督4人によるオムニバス映画

人民網日本語版 2021年08月19日08:32

2019年の国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせて公開された「愛しの母国(原題:我和我的祖国)」、20年の国慶節に合わせて公開された「愛しの故郷(原題:我和我的家郷)」に続き、今年の国慶節に合わせて公開される予定の映画「我和我的父輩」(仮訳:私と私の父の世代)のポスターがこのほど公開された。4つの物語が1つの作品になったオムニバス映画で、呉京(ウー・ジン)、章子怡(チャン・ツィイー)、徐崢(シュー・ジェン)、沈騰(シェン・タン)の4人が各作品で監督と主演を務める。中国新聞網が報じた。

「我和我的父輩」は、さまざまな時代における一般家庭にスポットを当て、家族への思いを切り口として、親が子供に愛情を注ぎ、教え導く姿を描いている。

呉京がメガホンを取った作品は戦争時代に起きたストーリー。馬に乗るシーンが多く、技術的にも難しいうえに、リスクも高かった。呉京は、撮影について「命懸け」と表現。「それが中国の映画人の姿勢だ」と語る。

今回の監督のうち唯一の女性である章子怡は、母親の役も演じている。「今回の撮影では、慣れている部分もあったし、あまり経験したことのない部分もあった。真摯な強い思いを込めて、父親の世代の人々の無私の自己犠牲に対する敬意を表現した」と章子怡は語る。

徐崢が「愛しの母国」でメガホンを取った「奪還」と、「愛しの故郷」で監督した「最後一課」は、多くの人から「印象深い」との声が上がり、好評を博した。このシリーズ映画の常連監督となった彼は、3回目の製作について、「このシリーズでは毎回、想いを伝えたいと思っている」と話す。今回、徐崢は改革開放(1978年)という革新の時代に焦点を当てている。

今回同作品での監督を初めて務めた沈騰は、「自分の考えをもっと表現して、見る人にフレッシュな笑いとサプライズを提供したいと思って製作した」と語っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年8月19日

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