人工知能(AI)技術を使ったスマート交通一体化プラットフォーム不具合検査モジュールの試験運用が17日より、正式に広東省高速道路の不具合検査で開始された。これにより広東高速道路の不具合検査は高頻度、高効率、スマート化の段階に入った。中国新聞網が伝えた。
スマート交通一体化プラットフォームにはAI演算、スマート分析及び応用のいくつかの部分が含まれる。専用のスマート化総合道路画像収集車により路上の画像情報を集めた後、AIアルゴリズムエンジンと結びつけ、すべてのデータソースを統合し、すべての画像データの結果に対する自動検出により、不具合を正確に識別・鑑定する。そしてこれに基づき道路巡回計画、メンテナンス計画、管理方針決定などを速やかに調整する。
同プラットフォームのこのAI「スマートアイ」により、道路の不具合の検査効率と精度が大幅に上がった。AIアルゴリズムによって検査される画像は1日当たり55万枚以上に対して、人の目による検査は1日当たり1万4000枚であるため、後者の40倍近くになる。同時に検出率は99%、正確率は95%にのぼり、同様に人の目による検査を上回る。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年8月19日