中国農業科学院、食糧作物の高生産量・高品質と制御可能を目指す

人民網日本語版 2021年09月28日11:22

中国農業科学院は26日、海南省三亜市南繁硅谷で、「強種科技行動」中長期発展目標及び重点任務を正式に発表し、中国農業科学院大学院の南繁学院を設立するとともに、三亜市政府と種業イノベーション実験室共同建設協定に署名した。

中国農業科学院党組書記の張合成氏によると、「強種科技行動」は「種業の独自イノベーションの研究開発、種業企業のイノベーション力の向上、種業科学技術プラットフォームの建設」という3つの行動を実施し、「基礎理論の強化、コア技術の強化、遺伝物質保護の強化、重要品種の強化、食糧単位面積当たり生産量の強化、遺伝資源自給の強化」などの目標を目指し、「種業科学技術の自立自強、遺伝資源の制御可能」及び種業立て直しの実現に向けた力強いサポートを提供する。

中国工程院の万建民院士は、「『強種科技行動』は段階別に稲、小麦、トウモロコシ、大豆の4大作物、及び雑穀、野菜、油料作物、家畜・家禽などの種業発展目標を実現する。2030年をめどに食糧作物品種の高生産量・高品質と制御可能を実現し、4大作物の単位あたり生産量の水準と品質の安定上昇を実現する」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年9月28日

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