最近、中国のネットユーザーの間である写真が「天使の輪っかをもつ白衣の天使」だと話題となり、広東省深セン市に住む人々の間で次々転載されている。写真に写っているのは、白い防護服に身を包み、防護マスクをつけた医療スタッフが感染状況に関する情報をスマホで報告している様子。その頭上にはまるで「天使の輪っか」のようなライトが煌々と灯っている。
この医療スタッフの名は曽東華さん。同市竜崗区第二人民病院南坑コミュニティ健康サービスセンターの医師だ。この写真は1月7日夜11時に撮影されたもので、彼女は帰宅した住民たちがPCR検査を受けに来るのを待ちながら、作業の合間にスマホで検査状況を報告しているところだった。そんな様子をちょうど目にした住民の章婉純さんが撮影し、ネットに投稿したところ、「天使の輪っかをもつ白衣の天使だ!」とネットでたちまち話題となった。
実際には、曽東華さんは竜崗区で新型コロナ感染対策業務に身を投じている無数の医療スタッフの一員に過ぎない。今回、同区で感染拡大が確認されてから、医療スタッフは直ちに集結し、再び白い防護服に身を包み、街中のいたる所に姿を現し、目に見えぬウイルスとの闘いに挑んでいる。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年1月14日