第1陣・40台の防疫専用車がこのほど、上海市疾病予防管理センター及び12の区疾病予防管理センターに引き渡された。
流動PCR検査及び転送の需要をスピーディに満たすため、これらの防疫専用車は防疫現場の消毒、検体検査、検体輸送などに用いられる。
PCR検査車「MAXUS V90」(当記事の画像提供はいずれも上海市経済・情報化委員会)
上海市経済・情報化委員会によると、PCR検査車「MAXUS V90」は主に流動検体の採取に用いられる。モジュール化組立の実験操作台、現場検査機器モジュール、測位システム、個人防護ボックス、車載消毒設備、医療廃棄物回収設備、洗い桶などを搭載。団地と企業にスピーディかつ効率的に検査サービスを届け、人の外出を減らすことができる。
「長征」一体化医療車
連影医療科技有限公司による「長征」一体化医療車は、全スマート非接触CT検査、核酸急速検査、クラウドサービスプラットフォームを一体化したもので、防疫緊急の「移動発熱外来」として、末端の防疫活動を支えることができる。
この一体化医療車は新たなデジタル化移動DR「哪吒」を採用。47センチメートルと非常にスリムな車体により柔軟に移動する。ICU、救急科、隔離エリアのベッドでの撮影といった需要を全面的に満たせる。
携帯型スマート端末
さらに携帯型スマート端末という感染対策の画期的な技術がある。従来の大型パソコンと異なり携帯できるほか、予約コードスキャン、ラベル用紙の印刷、試験管SNコード読み取り、データ管理などの機能を一挙に実現し、現場のPCR検査効率を高める役割を果たす。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年3月25日