中国の2021年における博物館来場者数が延べ7億7900人に

人民網日本語版 2022年05月19日16:55

最新統計によると、2021年における中国の博物館の来場者は延べ7億7900万人に達した。また、企画されたオンライン展示会は約3000回、オンライン教育活動は約1万回で、オンラインの閲覧回数は延べ41億回に達した。新華網が報じた。

「国際博物館の日」だった5月18日、中国のメイン会場イベントの開幕式が湖北省武漢市の東湖の湖畔にある湖北省博物館で開催された。今年のテーマは、「博物館の力」で、「博物館には私たちの周囲の世界を変える力がある」ことをPRしている。

中国文化・観光部(省)の副部長を務める、国家文物局の李群局長は、ビデオ通話で挨拶し、「2021年に中国で新規届出をした博物館は395館で、届出がされている博物館の総数が6183館に達した。その90%以上を占める5605館が無料で一般公開されている。中国全土の博物館で展示会が3万6000回、教育活動が32万3000回開催されてきた」と説明した。

開幕式で、第19回(2021年度)「全国の博物館で陳列・展示されている絶品ベスト10」が公開されたほか、浙江省博物館(浙江革命歴史紀念館)、安徽博物院、盤竜城遺跡博物院が2022年度「最もイノベーション力を備えた博物館」に選出された。

同日、特別展「龢:音楽の力——中国初期の楽器文化」も開幕した。中国の7省(市)にある文化財・博物機関15ヶ所から寄せられた音楽関連の文化財約100点(セット)が3ヶ月間にわたって展示される。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年5月19日

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