「デジタルの新たなチャンスをつかまえる・デジタルの価値を共有する」がテーマの2022年中国国際ビッグデータ産業博覧会が26日、オンラインで開催された。参加者は東数西算(東部地域のデータを西部地域で保存・計算すること)プロジェクト、インダストリアル・インターネット(産業のインターネット)、メタバース、データセキュリティ、データ流通取引などビッグデータ分野の最先端の話題について、クラウドで議論を繰り広げた。新華社が伝えた。
参加した専門家によると、第14次五カ年計画期間(2021-25年)に、中国のデジタル経済は消費のインターネットを主な成長源とする「前半」が勢いよく発展し、インダストリアル・インターネットを主な成長源とする「後半」も強い勢いを見せ、デジタル経済は大いに期待できる分野になった。5Gなどの新世代情報技術が加速的に普及するにつれ、新たな極めて大規模なデータの波がすでに到来しており、中国の経済社会のデジタルトランスフォーメーションは量から質への変化のためにポテンシャルエネルギーを蓄えているところだという。
インダストリアル・インターネットがデジタルトランスフォーメーションにエネルギーを注入することについて話し合うフォーラムでは、専門家は、「国際情勢の変化、感染症の影響、ネット時代の顧客のニーズの変化などが企業の発展に不確実性と挑戦をもたらすとともに、デジタルトランスフォーメーションにより企業は産業チェーン・サプライチェーンの急激な変化に対応するための敏捷性を養い、不確実性に直面する際の柔軟性を高めることができる」との見方を打ち出した。
メタバースは今回の博覧会で頻出するキーワードだった。複数の研究機関の専門家、インターネット分野のトップ企業の責任者が、メタバースの内容、特徴、誕生の背景、発展の見通しなどについて踏み込んで議論した。多くの人が考えるように、「バーチャルを突破し、想像を超越する」メタバースは、今後のネットの発展の方向性だが、今はまだ初期的な研究と準備の段階にあり、個人のプライバシー漏洩、有害なSNS、バーチャル犯罪をどのように回避するかについての研究の進展が待たれる。
今回の博覧会は国家発展改革委員会、工業・情報化部(省)、国家インターネット情報弁公室、貴州省人民政府が共同で主催した。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月27日
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