中国気象局はこのほど「大気バックグラウンド観測業務品質向上行動案」を発表し、2025年末に大気バックグラウンドステーションの観測品質を世界同類ステーションの先進水準にすることを明確に打ち出した。中国の大気バックグラウンド観測業務体制は現在ほぼ構築されており、業務能力が徐々に上がり、データ応用の効果が日増しに顕著になっている。中国は第14次五カ年計画(2021−25年)期間中に既存の7つの国家大気バックグラウンドステーションと間もなく完成する広東新豊国家大気バックグラウンドステーションを基礎に、膠東半島、黄淮、四川盆地などの地域で立地を選定し、8つの国家大気バックグラウンドステーションを新設する。16の気候システム重要観測エリアの国家大気バックグラウンドステーションのフルカバーを実現する。
同行動案は、「中国は大気バックグラウンド観測業務の運営管理を強化し、業務運営の監視能力、観測計量・校正業務能力、観測設備保障能力を高める。大気バックグラウンド観測業務の品質管理を強化し、温室効果ガス観測業務の品質を重点的に高める。大気バックグラウンド観測業務の管理体制・メカニズムを最適化する」と打ち出した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年8月2日
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