工業・情報化部(省)と湖北省人民政府は16日に武漢市で会見を開き、今月19日から21日にかけて武漢光谷科技会展センターで開催される2022中国5G+インダストリアルインターネット大会の準備状況を説明した。中国新聞網が伝えた。
工業・情報化部情報通信管理局の王鵬一級巡視員の説明によると、全国の「5G+インダストリアルインターネット」プロジェクトは現在4000件を超えている。電子設備製造や鉄鋼、電力などの10大重点業界において、設備の遠隔制御やマシンビジョン品質管理、無人スマート巡回点検など多くの典型的な応用実践を形成している。
王氏によると、「5G+インダストリアルインターネット」の発展は系統的な事業で、中国はすでに5Gネットワークの建設、シーン育成、業界実践などの面で優れた成績を手にしている。インダストリアルインターネットの産業規模は1兆元(1元は約19.7円)の大台に乗っている。5Gのインダストリアルインターネットにおける応用はすでに生産関連の補助から、徐々に生産の中核的制御の部分にまで浸透している。そして工業向けの5G半導体やモジュール、端末が次々と作られている。
説明によると、中国はすでに5G基地局を220万ヶ所以上建設している。高品質広域ネットワークは全国の300都市以上を網羅しており、ネットワーク供給能力が大幅に強化された。国家トップノードを中心とする識別解析システムが大規模発展し、5大トップノードが安定的に運用され、2級ノードが29省(自治区・直轄市)を網羅している。すでに一定の地域的・業界的影響力を持つインダストリアルインターネットプラットフォームが150以上完成しており、工業設備の接続量が8000万台(セット)近くにのぼり、プラットフォーム経済が持続的に成長している。また国家級インダストリアルインターネット安全技術観測サービス体制をほぼ完成させており、リスク早期警戒能力が持続的に強化されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年11月17日