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米ブルームバーグ社が現地時間21日の報道によると、米電気自動車(EV)大手テスラの株価が過去2年間で最低の水準まで下落したことにより、同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の2022年資産額が1千億ドル(1ドルは約141.2円)以上減少した。それでもなおマスク氏には現在、約1700億ドルの資産があり、世界一の富豪の座をキープしているという。
報道によれば、テスラの株価は現地時間21日の取引終了時に前日比6.8%低下の167.84ドルになり、2020年11月以来の最低を更新した。今年に入ってから、テスラ株は50%以上値下がりしている。テスラは最近、尾灯(テールライト)の不具合により30万台超のリコールを実施したと同時に、原材料コストの高騰やサプライチェーンの停滞といった問題にも引き続き直面している。
EVメーカーのテスラの株式がマスク氏の資産の大部分を占める。ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、21日当日にマスク氏の純資産は86億ドル減少したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年11月23日