国家航天局によると、国家リモートセンシングデータ・応用サービスプラットフォームが21日に稼働した。同プラットフォームは国家級公益的・基礎的リモートセンシング情報公共インフラとして、リモートセンシング衛星データの開放・共有情報ルートを切り開き、資源相互接続と高効率利用の基本枠組みを構築する。宇宙資源の総合的応用と緊急減災・災害救助統一指揮を行い、業界、部門、地域を超えるリモートセンシング応用の質の高い発展を促進する。光明日報が伝えた。
国家航天局によると、ここ数年、中国のリモートセンシング衛星は目覚ましい発展を遂げている。安定的に運営する高分衛星リモートセンシングシステムを構築し、50近くの業務領域で100%の情報自給率を実現している。だがリモートセンシング衛星の応用には依然として、効果が低く、データ共有が困難、応用サービスが分散しているといった問題が存在する。中国のリモートセンシングデータ共同建設・共用・共有を推進するため、国家航天局は関係当局と共に国家航天局地球観測データセンター、中国資源衛星応用センター、国家衛星気象センターなどの7機関を組織し、国家リモートセンシングデータ・応用サービスプラットフォームを共同で構築した。
また同プラットフォームの国際協力ハブ及び国家衛星データ・応用国際協力拠点を構築するため、国家航天局は海南省と共同で「海南衛星データ・応用研究センター」を建設し、そして「国家航天局衛星データ・応用国際協力センター」と「BRICSリモートセンシング衛星ネットワークデータ・応用センター(中国)」の看板を追加した。同センターはリモートセンシングデータ・応用国際協力を統合的に行い、政府間地球観測分野協力協定の履行を支援し、国際的に重要なプロジェクトの協力・実行を推進する。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年11月25日