西蔵の5G基地局数が8099ヶ所に 中国で標高が最も高い郷をカバー

人民網日本語版 2022年12月06日14:18

西蔵(チベット)自治区通信管理局が2日に明らかにしたところによると、現在、西蔵の建設済みの5G基地局は8099ヶ所にのぼっており、そのうち今年新設したのは1439ヶ所。自治区全体の74県・区の市街地及び重点郷・鎮で5Gネットワークが利用できる。特筆すべきは、中国で標高が最も高い郷である西蔵自治区浪卡子県普瑪江塘郷(平均標高5373メートル)で、このほど中国移動(チャイナ・モバイル)による5G電波が届くようになったことだ。中国新聞社が伝えた。

西蔵自治区通信管理局の説明によると、自治区全体の5Gユーザー数は71万9000人にのぼり、重点応用シーンの深いカバーを実現している。都市部・農村部が1000Mbps光ファイバーネットワークによってほぼカバーされている。

西蔵はさらに5Gの教育や医療などの垂直業界における融合応用を加速させ、15件の5G応用モデルプロジェクトを育成し、21ヶ所の「5G+スマートキャンパス」や西蔵自治区人民病院「5G+スマート医療」などの重点プロジェクトの実施を推進している。

5G電波を基礎とするリモート医療の応用が近年、西蔵の阿里(ガリ)、那曲(ナチュ)、昌都(チャムド)などで増え続けている。西蔵の一部の農家・遊牧民は可視化リモート医療サービスにより、北京市、上海市、広東省、重慶市などの病院の専門家とつながり、より先進的な医療サービスを受けられる。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年12月6日

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