科学誌「ネイチャー」は、「今年の10人」リストを発表した。同リストは、今年の科学分野で注目を集めた人物の選出を目的とするものだ。「ネイチャー」クローズアップ部のリチャード・モナスタスキー編集長は、「この危機と素晴らしい発見に満ちた1年のこの10人には、宇宙の最も遠い存在の探査を助けてくれた天文学者がいれば、新型コロナウイルス及びサル痘の最も重要な研究者もおり、器官移植の限界を打破した外科医も含まれる」と述べた。
「ネイチャー」は今回、世界の公衆衛生問題で顕著な貢献を成し遂げた数人を選出した。うち、新型コロナウイルスのパンデミックが3年目に入り、北京大学ゲノミクス研究者の曹雲龍氏は新型コロナウイルスの変化の追跡を助けるとともに、変異株を発生させる部分的な変異を予測した。
「ネイチャー」の「今年の10人」は一つの賞ではなく、世界トップ10のランキングでもない。今年の重要な科学の進展と出来事、及びその一部の重要人物とその同僚の記録だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年12月15日