国家重点研究開発計画の固体水素貯蔵開発プロジェクトがこのほど、広東省広州市と雲南省昆明市での同時系統接続を実現した。太陽光発電を利用して固体水素エネルギーを作った上、電力システムに応用したのは初めてとなる。これは再生可能エネルギーによる水素の大量製造の推進と、新型電力システムの構築加速にとって重要な意義を持つ。人民日報が伝えた。
広州市南沙区小虎島に位置する広州電力供給局電気水素スマートエネルギーステーションには、容量の異なる7つの固体水素貯蔵装置があり、90kgの水素を貯蔵できる。南方電網雲南電網公司は液体と固体水素貯蔵を一体化した水素エネルギーの製造、貯蔵、使用総合モデル拠点を完成させた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年4月10日