「炭素でイノベーション発展を模索、応用で未来を創造」をテーマとする第10回炭素繊維産業発展会議がこのほど、河北省廊坊市で開催され、北京・天津・河北「カーボンバレー」の建設が同時に始動した。人民日報が伝えた。
北京・天津・河北「カーボンバレー」は、既存の産業発展の基礎と重点プロジェクトをよりどころに、3-5年をかけて高い独自のイノベーション能力とブランド競争力を持つ20社以上の重点企業及びいくつかの川上・川下企業を育成・誘致し、徐々に「炭素繊維―中間材料―複合材料―多様な製品」という完全な炭素繊維産業チェーンを形成する。また北京・天津・河北「カーボンバレー」は産業チェーン共同建設の優位性を発揮し、北京・天津のハイレベル人材と科学研究機関を結びつけ、共同で産業の発展を妨げる技術的ボトルネックを解消し、重要技術を確立する。「北京・天津で研究開発とインキュベーション、廊坊で実用化と産業化」という発展構造を加速的に形成する。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年4月14日