45ヶ所の国家級先進製造業クラスター、総生産高が20兆元を突破

人民網日本語版 2023年03月01日10:21

遼寧省瀋陽市は東北地域の重要な先進設備製造業拠点だ。瀋陽市の先進設備製造業企業は近年、全力で生産を保証している。生産現場では繁忙を極めている。生産現場で作業中の通用技術集団瀋陽工作機械の作業員。撮影・潘昱龍

吉林省長春市で2月26日に行われた中国工業経済サミットフォーラム2023で明らかになったところによると、中国の先進製造業産業クラスターの建設ペースが2022年さらに上がり、45ヶ所の国家級クラスターの総生産高が20兆元(1元は約19.7円)を突破した。人民日報海外版が伝えた。

先進製造業クラスターは、産業分業深化と集積発展の上級段階だ。国際的な競争力を備える複数の先進製造業クラスターを持つのは製造強国の重要なシンボルだ。2019年に先進製造業クラスター発展特定行動が実施されてから3年余りの実践を経て、複数の先進製造業クラスターの質向上・高度化のペースが明らかに上がった。工業経済発展の安定、製造業コアコンピタンスの向上、製造業の質の高い発展の推進の面で鍵となる役割を果たした。

中国は現在すでに18の国家製造業イノベーションセンターを建設しており、すべての国家級イノベーションセンターの70%を占めている。中国は、国家級技術イノベーション実行主体を1700社以上擁し、170社余りの特定分野のチャンピオン企業及び2200社余りの「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)」の特徴を備えた「小巨人企業」(高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業)を育成・設立した。中国の国産体外式膜型人工肺(ECMO)やバイオジェット燃料など複数の重要なイノベーション技術・製品が出現した。クラスターの人材や金融要素を引き付ける力が持続的に増強され、エコシステムがより整備され、協同イノベーション能力・効率がさらに向上した。先進製造業クラスターは日増しに産業イノベーションの発展の地、優良企業の集積地、重要イノベーションプロジェクトの受入先、地域経済発展の新たな先進地になっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年3月1日

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