中国有人宇宙事業弁公室によると、有人宇宙船「神舟15号」の乗組員が15日、4回目の船外活動を実施した。地上の管制員と船内の宇宙飛行士である鄧清明氏の緊密な連携により、船外に出た宇宙飛行士の費俊龍氏と張陸氏が予定されていたすべての作業を無事に完了し、安全に実験モジュール「問天」に戻った。新華社が伝えた。
神舟15号の乗組員はこれまで4回の船外活動を行い、中国の1組の乗組員の船外活動記録を更新している。4回目の船外活動中、3人の宇宙飛行士は船内・船外で緊密に連携し、船外拡張ポンプの設置、モジュールを跨ぐケーブルの設置・接続、船外ペイロード曝露プラットフォーム支柱の設置などの任務を相次いで無事に完了し、今後の大規模船外科学・技術実験に向けた基礎を固めた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年4月17日