中国南方航空が運航するCZ6015便が4月25日夜、新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏魯木斉(ウルムチ)市からトルクメニスタンの首都アシガバートに向けて離陸した。これは中国とトルクメニスタンを結ぶ国際旅客定期便の運航が3年ぶりの再開したことを意味している。これにより、中国と中央アジア5ヶ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)を結ぶ国際旅客定期便の運航が全面的に再開したことになり、「空中シルクロード」が加速しながら拡大している。
今回運航が再開した国際旅客定期便CZ6015/6は、烏魯木斉とアシガバート間を毎週火曜に往復することになっている。
現時点で、中国南方航空は、アルマトイ、ビシュケク、ドゥシャンベ、タシュケント、トビリシ、イスラマバード、テヘラン、バクー、アスタナなどと中国を結ぶ国際線9本の運航を再開しており、運航する路線の数は2019年と比べて約50%にまで回復している。そのうち、テヘランやドゥシャンベ、タシュケントの路線は、利用客が多いほか、貨物輸送の需要も高いため、一部の曜日や便でワイドボディ機が導入されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月26日