
中国船舶科学研究センターの某試験基地がこのほど明らかにしたところによると、中国の地面効果翼機が再び重要なブレイクスルーを達成した。同センターが新型材料を採用し開発した第3世代高耐波性地面効果翼機は30数回の海上試験により、複数の技術的性能が世界トップレベルであることが分かった。今後は海洋の開発・利用を加速させるための重要な海上高速輸送・作業プラットフォームを提供することになる。科技日報が伝えた。
同センター地面効果翼機チーフエンジニアの石亜軍研究員によると、地面効果翼機はエクラノプランとも呼ばれ、海上航行と水面すれすれの飛行機能を持つ新型水上交通機関だ。地面効果を利用することで抵抗を減らし、浮力を得る。その航行速度は一般的な船の数倍から十数倍で、世界で最高速の船だ。水面で機動的で、停泊でき、独特な性能面の優位性を持ち、各種海上緊急任務をスピーディに実行できる。
第3世代高耐波性地面効果翼機は全炭素繊維構造を採用し、定員は12人、満載時の離陸重量は4.5t、最高速度は240km/h、有効航行時間は6時間。風浪階級4(波の高さが1.25~2.5m)と風速17.2~20.8m/sでも安全に作業できる。
水上の目標を発見してから、超低空の水面すれすれの飛行を長時間維持し、正確な捜索と確認ができる。目標を確認した後、近くで着水し、救助を実施する目標まで高速航行できる。着水に適さない状況であれば、水面すれすれの低空飛行により目標に向かいボートなどの救命道具及び緊急物資を投下し、遭難者を速やかに支援できる。さらに短時間内に島もしくは海岸に飛行し、その目標の捜索または物資投下を行える。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年4月28日
パンダ「阿宝」が耳を噛まれた事件で園がコメント 陝西省
カラオケやUFOキャッチャーも楽しめる西安発の「花見列車」
動画と写真で楽しむ貴州の大地に広がる「橋の博物館」
江蘇省の美しさと発展紹介する「新千里江山図・錦繍江蘇」動画…
重慶の都市鉄道駅にスキャンすれば本を無料で借りれる「文旅書…
邛崃天台山に今年最初のホタル観賞ピーク到来 四川省
邛崃天台山に今年最初のホタル観賞ピーク到来 四川省
鉄筋コンクリート管の中で焼き肉がネットで話題に 重慶
雲南省寧洱県で初めてハナカマキリを確認
麦畑の中にある博物館で黄河流域9省の「宝」が河南省に集結