国家鉱山安全監察局によると、中国全土の炭鉱スマート化採掘作業場所は現在1300ヶ所以上に達し、スマート化作業場所を持つ炭鉱は694ヶ所、生産能力は年間21億トンに達している。スマート化建設の投資総額は2000億元(1元は約19.6円)に迫り、完了済みの投資額は1000億元以上。人民日報海外版が伝えた。
現在まで現場で導入されている炭鉱ロボットは31種・1000台(セット)で、約300台の自動運転車両が30数ヶ所の露天掘り炭鉱で試験を行っている。228カ所の非炭鉱鉱山が、破砕、輸送、給水・排水、オンラインモニタリング・監視と検討・判断などの部分でスマート化を実現している。
国家鉱山安全監察局の関係責任者は、「今後は少人数・無人を方向性とし、デジタルエンパワーメントを重点に、スマート化建設により鉱山掘削の露天化、屋内化、平原化、少人数化を実現する。各地の災害が深刻な鉱山のスマート化建設のペースアップを推進し、鉱山の安全水準をさらに高める」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年6月12日