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一年の中で一番暑い「三伏」の時期がすでに到来している。そんな中、中国の若者の間では今、「背中を焼く」ことが人気のヘルスケア術となっており、夏のヘルスケア消費が力強い伸びを見せている。
ネット金融企業・楽信集団傘下の分割払いショッピングサイト・分期楽商城が7月24日に発表したデータによると、7月に入ってから、背中が開いたスポーツ着やヨガマット、日焼け防止用帽子といった「背中を焼く」ための関連商品の売上高が目に見えて増加し、前年同期比150%増となっている。「背中を焼く」ための関連商品以外にも、中国式ヘルスケア消費も7月に「三伏」に入ってから好調となっており、「ハイテク」感あるカッピングカップやお灸アイテムといった中医学系のヘルスケア消費が前年同期比120%増となっている。また、お菓子感覚で食べることができる健康食品の売上高も140%増となり、「90後(1990年代生まれ)」や「95後(95-99年生まれ)」に人気の間食となっている。
空いた時間を活用してヘルスケアをする若者は、健康食品を好んでいる。分期楽商城の統計によると、お菓子感覚で食べることができる健康食品が若者の最も好む栄養補助食品だ。「95後」に最も人気なのは健康茶と栄養食品で、「90後」に最も人気なのはお菓子感覚で食べることができる滋養強壮食品となっている。
若者が新しいヘルスケア術を試すようになっていることは、若者の消費傾向も反映している。「中国の素晴らしい生活大調査」の統計によると、今年、18-35歳の若者の消費ランキングトップ3は、旅行(32.77%)、パソコン・スマホといったデジタル製品(31.67%)、ヘルスケア商品(31.04%)だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年7月25日