広州長隆野生動物世界(サファリワールド)で今月29日、飼育下では世界で唯一生存する三つ子のパンダ「萌萌(モンモン)」、「帥帥(シュアイシュアイ)」、「酷酷(クークー)」が9歳の誕生日を迎えた。中国新聞社が報じた。
三つ子パンダの2番目でオスの「帥帥」。撮影・陳驥旻
2014年7月29日早朝、同サファリワールドで飼育されているパンダの「菊笑(ジューシャオ)」が三つ子の赤ちゃんを出産。飼育下では世界で唯一生存する三つ子のパンダの誕生となった。成獣になった3頭の性格はそれぞれ違い、一番上でメスの「萌萌」は物静か、2番目でオスの「帥帥」は怖いもの知らずでワイルド、末っ子でオスの「酷酷」は仏のように物事に拘泥せず、食べることと寝ることにしか関心がないのだという。
同サファリワールドの職員は、「萌萌」にはプリンセスルーム、「帥帥」には広東スタイルのドラゴンボート、「酷酷」には実際に動く列車型の乗り物をプレゼント。さらにたくさんのエサ、栄養バランスの良い「竹のケーキ」など、多種多様なスペシャルプレゼントを準備して、誕生日を祝った。(編集KN)
三つ子パンダの末っ子でオスの「酷酷」。撮影・陳驥旻
「人民網日本語版」2023年7月31日