「アイアンマン3」中国で追加撮影 中国色増す見込み
米ハリウッドのメディアによると、SF大作映画「アイアンマン3」の撮影が、21日から米国で再開された。中国の映画製作会社・DMG娯楽伝媒集団(DMG Entertainment Group)、ディズニー、マーベル・スタジオズ社が共同で製作する同映画はクランクイン後から大きな注目を集め、先月北京で撮影が行われたことで、ネットユーザーの関心がより熱狂的に高まっている。第二期撮影が開始されたことで、映画製作チームは来週米国での撮影終了後、すぐに中国へ移動してロケ撮影を行う予定だ。「新華網」が伝えた。
映画製作チームの関係者によると、「今回の中国での追加撮影により映画にはさらに多くの中国要素が取り込まれることになる。また、一部中国ブランドもこの映画の製作に深く関わっている。米国ラスベガスで8日から11日まで開催された世界最大級のコンシューマ・エレクトロニクス/デジタル家電関連の展示会「2013International CES」でも、中国の電機大手「TCL」が、「アイアンマン3」で、商品を映像に絡ませる広告法「プロダクト・プレイスメントなどさまざまなタイアップを行うと発表した。同時に、TCLは、米ハリウッドスターの手形や足形などが刻まれ観光名所となっている映画館「グローマンズ・チャイニーズ・シアター」の命名権を手に入れた。今後は「TCLチャイニーズ・シアター」となる。 同映画館は「アイアンマン3」の撮影ロケ地でもある。
ここから見ても「アイアンマン3」の中の中国要素は以前中国メディアが報道していたよりもさらに豊富になり、観客の期待を一層高めることになる。「アイアンマン3」が中国で上映される際、中国人俳優のほかに、中国の都市、中国の針灸などの文化が登場するほか、中国人と関わりの深い一部中国ブランドやロゴも目にすることになるだろう。「アイアンマン3」は5月3日から2D、3Dで世界公開される予定。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年1月23日