中国若手人気女優の初監督作が公開 甘酸っぱい青春描く (2)
■中国の若者から圧倒的な支持 若手女流作家の同名小説が原作
映画「致我們終将逝去的青春」は現在中国で最も人気を集める「80後」(80年代生まれ)を代表する女流作家・辛夷塢(シン・イーウー)の同名小説を原作としている。恋に恋する年頃の少女・鄭微は憧れの先輩の通う大学にがんばって入学したもの、先輩は鄭微に何も告げずに留学に行ってしまう。その後、先輩への思いを断ち切り、大学を謳歌(おうか)する鄭微が好きになってしまったのは、意外にも先輩とはまるで違うタイプの内向的で暗い青年だった・・・。
映画に登場するいずれのキャラクターも観客にかつて青春をともに過ごした身近な誰かを彷彿させる。誰もが経験するが、すでに取り戻せない甘酸っぱい青春を描いたストーリーだ。
主人公の少女・鄭微を演じるのは台湾映画「恋愛恐怖症」(2011)などで主要キャラクターを演じた楊子●(ヤン・ズシャン)。鄭微が憧れる先輩・林静役を韓国の男性アイドルグループ、スーパージュニアの元中国人メンバーの韓庚(ハンギョン)が、鄭微の同級生で内向的で暗く、プライドの高い陳孝正役を台湾の人気俳優・趙又延(マーク・チャオ)が演じる。(編集MZ)
*●は女へんに冊
「人民網日本語版」2013年4月26日