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世界最大の建機見本市、中国ブランドが技術力アピール

中国の重機を試運転する出展企業

 世界57カ国の約3400社が出展する世界最大の建設機械見本市「Bauma」(第30回)が15日から21日にかけ、新ミュンヘン国際見本市会場で開催されている。三一重工、中連重科、徐工機械、山東臨工などの建機大手を含む中国企業340社による出展が、業界の注目を引きつけている。人民日報が伝えた。

 ドイツ機械工業連盟(VDMA)のトーマス・リンドナー会長は同見本市に出席した際、「中国企業は一般的な建機の領域で、真剣に対応しなければならない競争相手になった」と語った。

 三一集団の出展担当者の趙輝氏は、「当社が今回展示する建機はいずれも欧州市場の参入基準を満たしており、欧州で販売が可能だ。これは当社の技術水準と品質を示している」と述べた。

 山東臨工集団のホイールローダーも、同類の製品の中で高い技術水準に達している。同社の石冬・市場部部長は、「当社は省エネ面のイノベーションに取り組んだ。当社は技術力を高めるためにボルボと合弁会社を設立し、エンジンやトランスミッションなどのコア技術の把握を続けている」と述べた。

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