ジェニファー・アニストン、妊娠セラピーに中国伝統療法
米国の人気女優ジェニファー・アニストン(44)はこのほど、妊娠しやすい体を作るために中国伝統のカッピングセラピー(吸い玉療法)を受けていることが明らかになった。
ジェニファーは現地時間16日、米ウエストハリウッドで、乳がんをテーマに自身が監督・プロデュースを務めるテレビ映画作品「Call Me Crazy:A Five Film(原題)」(中国名:叫我瘋子)のプレミア試写会に出席した。当日、肩を露にしたブラックドレスを身に付けて颯爽と姿を現したジェニファーだったが、人々の目を最も引き付けたのは背中にいくつもあるカッピングセラピーによる治療の跡だった。メイク担当者が何かを塗って、この跡を隠そうとした痕跡は見られるが、強烈なライトの下で、背中に青く残ったカッピングの跡ははっきりと浮き上がってしまった。
自然に子供が授かるようにと、さまざまな方法を試しているというジェニファーは、婚約者の俳優ジャスティン・セローのために真剣に「愛の結晶」を産むことを希望しているようだ。
カッピングセラピー(吸い玉療法)とは、中国で何千年もの間伝えられてきた民間伝統療法の一つ。東洋医学の「経路」に吸引カップの中を真空に近い状態にして皮膚を吸着させる。それにより、皮膚が引っ張られ、皮膚奥の毛細血管内に滞っていたドロドロとした血が皮膚表面に引っ張られ、血のめぐりが良くなることで、体の不調を改善させるもの。肩こりや腰痛、むくみ、冷え性ばかりか、免疫力、皮膚、自律神経と作用は多岐にわたり、不妊治療と並行してこれを行う女性も増えている。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年4月27日