中国人気ネット小説家の初監督作「小時代」、27日から公開
中国を代表する80年代生まれのネット小説家・郭敬明(クオ・ジンミン)が自身の小説を初めて自らの手で監督した映画「小時代」が27日から中国全国で公開される。同映画には現在中国で映画やドラマに大活躍の人気女優、楊◆(ヤン・ミー) や台湾の人気女優、郭采潔 (アンバー・クオ)、台湾映画「あの頃、君を追いかけた」で一躍大ブレイクを果たした柯震東(クー・チェンドン)など若い世代から支持されている人気スターが出演していることから、すでに公開前から大きな注目を浴びている。26日、全国20都市における各映画館のタイムテーブルの上映予測データを見ると、「小時代」の全国映画館の上映回数シェアは全体の43.43%にも達しており、大ヒットが予測される。「華西都市報」が伝えた。
■初日の上映回数シェアは43.43%に達する見込み
まもなく公開される映画「小時代」の物語は、中国ではすでに5000万人が読んだ郭敬明自身による同名小説が原作だ。映画はすでに上海国際映画祭の期間中に1度だけ上映された。その際に、金持ちたちの虚飾に満ちた青春物語で、おしゃれで華やかだがあまりにも軽薄という声もあったが、業界関係者は間違いなくヒットとの見方で一致していた。しかし全国映画館が40%以上の上映回数シェアで公開初日のタイムテーブルを組むとは予想外だった。