ファン・ビンビン、おやじ女子にはなりたくない　

　中国の人気女優・范冰冰（ファン・ビンビン）がヒロイン、香港の人気歌手・李治廷（アーリフ・リー）、韓国人気俳優のダニエル・へニー、中国の新鋭俳優・蒋勁夫（ジャン・ジンフー）が相手役の男性を務めるラブコメディー映画「一夜驚喜」のテーマソングのMV発表会が21日、北京で行われた。范冰冰は会場で、自分のことを「リン・チーリンより甘い女性になれるし、おやじ女子にはなりたくない」と語り、女性の声を代表して現在の男性たちに喝を入れた。「揚子晩報」が伝えた。

　初めて、同テーマソングで作詞を手掛けることになった范冰冰（ファン・ビンビン）は、李治廷のリクエストを受け、会場でテーマソングを披露。范冰冰は、会場で非常に高価なドラムセットを李治廷にプレゼントしたことで、李治廷は興行収入が5億元（約81億1000万円）を突破したら、超重量級の范冰冰を背負って三里屯の街を1周することをやむなく約束させられた。

　会場ではなぜ現在「おやじ女子」が増加しているのかについて話が及び、范冰冰に対しても「自分をおやじ女子だと感じることがあるか？」という質問が向けられた。これまで勝気なイメージをもたれている范冰冰だが、「実は自分は恋愛において非常に穏やかで優しい女性であり、甘えるそぶりも林志玲（リン・チーリン、台湾の人気女優）に負けない」と主張した。そして、会場では林志玲の少女声を真似て、甘えた感じを出しながら、同性の女性の声を代表して、「もし今の男性がもっとしっかりしていて、頼りがいがあれば、おやじ女子になりたいと思う女性なんていないわ」と男性に対し強い一撃を放った。映画「一夜驚喜」は、8月9日から中国全国でロードショー予定。（編集MZ）

　「人民網日本語版」2013年7月24日