日中合作映画「スイートハート・チョコレート」 中国で11月8日封切
台湾の人気女優・林志玲(リン・チーリン)が主演を務める日中合作映画「スイートハート・チョコレート」は、2日に行われた第13回韓国光州国際映画祭で最高賞の審査員大賞を受賞し、中国国内外のメディアの注目度が急上昇している。中国ではこのほど、1が4つ並ぶことから中国で「独身の日」とされている11月11日に合わせて同月8日に全国で封切られることが発表された。同時に公開された砂時計をモチーフにしたポスターは、台湾女子と2人の日本人男性の三角関係が繰り広げる同作品のラブロマンスにぴったりのムードを漂わせている。新華網が報じた。
感動のラブロマンスが独身の日の告白を後押し
「スイートハート・チョコレート」という題名は、この物語が「チョコレート」をモチーフに展開することからきている。林志玲が演じる林月と俳優の池内博之が演じる木場総一郎、福地祐介が演じる星野守の男女3人が、10年にわたる感動のラブストーリーを繰り広げる。上海と北海道の夕張を舞台にしたロマンチックな異国の情緒、密かに林月に思いを寄せ、10年間そばで見守り続ける総一郎、本当の愛を求め心揺らす林月……。そのせつないラブロマンスは、忘れられない感動を与えてくれるだろう。
一途な愛を伝える温かいポスター
今回発表されたチョコレート色の映画ポスターのバックは砂時計になっており、チョコレート色のアルファベットやピンクのハートが砂のように上と下で跳び回っている。映画の中のロマンチックな恋が時間さえ止めてしまうことを暗示しているかのようだ。注目できるのは、砂時計の中で跳び待っているアルファベットの中に「Mr.Second」と「Even Between Us, He Has Always Been」という言葉が読み取れることだ。これらの言葉は、映画の中の名セリフを英語に訳したもので、繰り広げられる「三角関係」や純粋に林月を見守り続ける総一郎の「本当の愛」を連想させる。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年9月18日