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実際に見て感じた本当の中国 「五星奨遊学団」 (2)

 ■23年、多くの学生たちが中日交流の絆となる

 「毎年、我々は大学生たちを連れて中国に来ている」と語る葉教授は、すでに23年間、この旅を組織してきた。今年は24回目となる。

 この23年間、遊学団に参加する人数は、まるで中日関係を反映するバロメーターのように増減してきた。多い時には、多くの大学から集まった学生40人以上にもなり、最も少ない時には6人しか集まらなかったという。旅行のすべての費用は学生たちがアルバイトで稼いで集めてきたものだ。葉教授は今回の遊学団について「今回の遊学団は去年の10月に受け付けを開始したが、安全性について心配・不安視する保護者がかなり多くいたため、人数は多く集まらなかった。しかし、このような時こそ、中日青年間の交流がより必要となる」と語った。

 まさしくこのような考えをもとに、葉教授はかなり以前に日本で中国語教育推進会を設立した。中国の「漢書」にある、吉祥の意味を持つ古の言葉「五星、東方より出で、中国に利あり」から文字を取って、「五星奨」を設立し、日本の学生の間で中国語スピーチコンテストを開催すると同時に、成績優秀な学生に奨学金を提供し、中国で中国語の勉強をさせた。 毎年、九州、山口、沖縄、横浜などから来た学生数百人がスピーチコンテストに参加する。今回のように、遊学団の旅を経験した日本の大学生はすでに500人以上に上る。彼らの多くが中日文化や民間交流の積極的な提唱者となっている。

 遊学団に参加した村上雪乃さんは「中国は世界でも非常に重要な国」とし、「将来、世界は中国と離れられない密接な関係となるだろう。私も将来は中国語を使って仕事をしたい」と夢を語った。また、米山紗恵さんは「中国文化や中国の生活に非常に興味がある。将来、日中友好のために何らかの貢献をしたい」と語った。(編集MZ)

  >>訪中の北九州大学生、北京の抗日戦争記念館を見学
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>>中国語学ぶ日本の学生からなる遊学団が四川訪問

 「人民網日本語版」2013年3月28日

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